「宮里藍」大会に名称変更 サントリー女子ゴルフ、トーナメント「大使」に就任


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「宮里藍サントリーレディスオープン」の大会アンバサダーに就任した宮里藍さん=5日、東京都内

 2017年引退した元プロゴルファーの宮里藍さん(沖縄県東村出身)が5日、6月7日から10日に兵庫県の六甲国際ゴルフ倶楽部で行われるサントリーレディスオープンゴルフトーナメントの大会アンバサダーに就任した。大会名称は変更され「宮里藍 サントリーレディスオープンゴルフトーナメント」となる。

 宮里さんはアンバサダーとして、大会の広報大使としての活動や豊富な選手経験を生かしたトーナメント運営に関するアドバイス、大会を通したジュニア選手の育成やアマチュア選手との交流などの取り組みを行っていく。アマチュア選手で最も成績の良かった選手に贈られる「ベストアマチュア賞」も「宮里藍ベストアマチュア賞」へ変更される。

 5日、東京都内で記者会見した宮里さんは「自分の名前が大会名に冠されるのは想像を超えたことで、プロゴルファーとして非常に名誉に感じると同時に、責任感や緊張感も感じている。自分の経験を踏まえ、世界で戦うアスリートが競技人生の第一歩をこの大会で刻めるようにしたい」と語った。

 同トーナメントは1990年のスタート以降、アマチュア選手にも広く門戸を開き、若手選手に活躍の場を提供してきた。
 今後は世界に羽ばたくアスリートの育成の推進を目指し、新たな一歩を踏み出す。

 宮里さんは、2000年の第10回大会に中学3年で初出場した。