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米軍機F15、部品落下通報遅れ 住民への通報ルート守らず

嘉手納基地所属のF15戦闘機の部品落下について説明する小野寺五典防衛相=7日午前9時15分ごろ、防衛省

 【東京】小野寺五典防衛相は7日、日本側への通報が6日遅れた嘉手納基地所属のF15戦闘機の部品落下事故について、事故の通報経路で定められている沖縄防衛局、防衛省への通報がなかったと明らかにした。防衛省で報道陣の取材に答えた。小野寺氏は「戸惑っている」とした上で、米軍に事実関係を確認中とした。米軍が地元自治体への通報ルートを守らず、地域住民への周知をないがしろにしたことになる。

 日米合意で定められている通報手順では米軍は在日米軍司令部に情報伝達すると同時に地元防衛局に通報することになっており、防衛局から関係自治体に通知される。

 防衛省が把握していなければ地元自治体への通報も遅滞し、最優先されるべき地域住民への周知も遅れる。小野寺氏は地元自治体への通報についても「確認次第地元にもしっかり伝えたい」とした。

 同時に米側に迅速な情報提供や飛行の安全確認を最優先するよう申し入れる意向を示した。
【琉球新報電子版】