思い出詰まった学びや後に 県内46中学校で卒業式


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紙吹雪が舞う中、花道を歩く卒業生たち=9日、南風原町の南星中学校体育館 (具志堅千恵子撮影)

 県内の公立中学校と特別支援学校(中学部)165校のうち46校で9日、卒業式が行われた。卒業生らは、家族や恩師に見守られながら思い出の詰まった学びやを巣立った。

 南風原町立南星中学校では、在校生によるピアノの生演奏の中、体育館中央に設置された演台で187人の卒業生一人一人が卒業証書を受け取った。

 嶺井秀夫校長は「たくましく生き抜くために、夢を持ち、やるべきことを考えて粘り強く歩んでほしい」と門出を祝った。

 卒業生を代表して儀保優之助さんが「新たなステージで、それぞれの個性を生かし頑張っていく」と決意を述べた。

 また南星中では、保護者や在校生らが列を作る花道で、華美な祝いを避けるため今年から花束やお菓子の首飾りなどの贈り物を禁止して卒業生を祝った。

 10日に73校、11日に22校、12日に4校、16日に1校の公立中学校で卒業式がある。特別支援学校(中学部)は各学校によって卒業式の日が異なる。