政府が陸上自衛隊の新たな地対艦誘導弾(SSM)部隊の沖縄本島配備を検討していることを受けて9日、沖縄平和運動センターは「自衛隊ミサイル配備・日米軍事基地化に反対する集会」を那覇市泉崎の県民広場で開いた。約60人の市民が参加し「沖縄の軍事基地化は許さないぞ」「基地機能強化はやめろ」などと声を上げた。
沖縄平和運動センターの山城博治議長は「八重山のミサイル配備計画など南西諸島を戦争の舞台にする計画だ。戦争してはならない。沖縄を再び地獄にさせることは絶対に許さない」と語気を強めた。
集会に参加した伊集サヨ子さん(68)=西原町=は「ただでさえ基地がある沖縄で、ミサイル基地が新たに造られるのは絶対許せない」と語った。