【名護】名護市議会3月定例会は12日、渡具知武豊市長の就任後初めての一般質問が行われた。
初の答弁に立った渡具知市長は米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設について「唯一の課題ではない。市長として、なすべきことは他にもある」として、基地の整理縮小を求めると同時に、保育料無料化などの「公約を実現する」と強調した。
その上で13日に判決が出る岩礁破砕訴訟について「国と県の裁判の行方を注視する。この裁判が、辺野古移設是非に当たるか当たらないかも、総合的に判断していくことになる」と答弁した。
屋比久稔氏への答弁。【琉球新報電子版】