【ボリビア】共同研究で学術交流 名桜大、モレノ大と協定


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 名桜大学(名護市、山里勝己学長)は2月28日、ボリビアのガブリエル・レネ・モレノ国立自治大学(ベンジャミン・サウル・ロサス・フェルフィーノ学長)と学術交流に関する協定を締結した。南米では5カ国6校目となる。協定では学術的、科学的、文化的なプロジェクトを共同で発展させるために取り組むことを定めた。今後、双方の学生を受け入れるほか、共同研究も始める。同日、サンタクルス市のガブリエル大で調印式があり、山里学長と同大学のオスワルド・ウリョア・ペニャ副学長が協定書に署名した。

 協定書に署名した同大学のペニャ副学長は「お互いの大学の発展につながるような協定であること願う」と期待した。

 山里学長は「祖父母の母県である沖縄で学問以外に沖縄文化も学んでほしい」と熱い思いを語った。

 ガブリエル大は1880年に開学した伝統がある大学。現在、約10万5千人が学ぶ。

 名桜大学と海外の大学との協定は今回のガブリエル大を含め15カ国1地域の38校に上る。
(玉元三奈美通信員)