琉球大学観光産業科学部の1年生5人が、17、18の両日に沖縄県北谷町で開催される「春のC―1グルメフェア」に運営から携わっている。北谷は若者に人気の街としてのイメージが強いが、今後は大人も多く集まる街として成長させようと計画している。琉大生はアンケートを作成し、結果分析を北谷の課題解決に生かす。
琉大生は今回のイベント参加に当たり、北谷町の印象を大学生187人に聞き取ったところ、駐車場の確保が難しく、朝から夜まで遊べる環境が整っていないなどの声が上がった。中でもイベント告知が行き届いておらず「北谷に行き、初めて行事の開催を知った」という意見もあり、特に宣伝方法を分析しようと判断した。
琉大生は若者の情報ツールである会員制交流サイト(SNS)を使い、イベント告知を拡散。当日開場で配るアンケートでも情報取得法を中心に聞き、集客力向上へ分析を行う。
知念杏珠さんは「イベントを楽しむ側からする側になる。学んできたことを生かし、新たな発見につなげたい」と意気込んだ。