米フロリダ沖でFA18墜落 乗員2人が死亡


社会
この記事を書いた人 Avatar photo 宮城 久緒
普天間飛行場に飛来したFA18攻撃戦闘機=2月22日午後、宜野湾市の米軍普天間飛行場

 【ワシントン=座波幸代本紙特派員】米フロリダ州キーウエスト沖で14日午後4時半ごろ、米海軍のFA18戦闘攻撃機が飛行訓練中に墜落し、操縦士ら2人が死亡した。米海軍がツイッターで明らかにした。

 墜落機は、米バージニア州オシアナ海軍基地の第213戦闘飛行隊「ブラックライオンズ」所属。キーウエスト航空基地へ着陸の最終態勢に入った際に、墜落した。

 乗組員2人は緊急脱出したが、救急捜索隊が海上で遺体を発見、回収した。墜落の原因は調査中という。

 県内では3月から米空軍嘉手納基地に、米原子力空母ロナルド・レーガン艦載機のFA18が15機飛来しており、騒音増に當山宏嘉手納町長が15日沖縄防衛局に抗議した。

 このほか米海兵隊岩国基地(山口県)所属の同型機が米海兵隊普天間飛行場などにもたびたび飛来している。2016年12月には、高知県沖で墜落事故が起きた。【琉球新報電子版】