2019年の大学・専門学校などの卒業予定者を対象にした合同企業説明会・就職フェア2019(琉球新報社主催)が15日、沖縄県宜野湾市の沖縄コンベンションセンターで開催された。ホテルや金融、航空などの業界から過去最多の67社が出展し、約800人の就活生に企業の魅力をアピールした。
採用意欲が強く出展企業が増えた半面、企業の担当者からは人手不足のため採用人数を満たせるか懸念する声があった。VR(仮想現実)機器を使った会社紹介など工夫する企業もあった。沖縄ワタベウェディングで人材開発を担当する新里麻未子さんは「説明内容を新しく作り直し、前日にメールでPRした。多くの学生に来てもらえた」と述べた。
法政大3年の沖山凜さん(22)は「いろんな仕事ができる会社で、地域貢献も見ている」と話した。ネパール出身でライフジュニアカレッジ1年のアチャルヤ・ラム・プラサドさん(24)とバッタライ・チャットリ・ロシャンさん(26)は「沖縄のホテルで働いて、経験を積みたい」と語った。