バスケ九州Jrオールスター 沖縄女子V、男子準V


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社

 中学生バスケットボールのハヤシカップ第16回九州ジュニアオールスター交歓大会は18日、熊本県の大津町総合体育館で行い、沖縄女子が1位リーグで長崎に66―45、宮崎に67―58で勝利し、初優勝した。男子は1位リーグで1勝1敗となり準優勝だった。

◆大きな自信手に/女子、屈指の強豪地区制し

 全国屈指の強豪地区の九州で各県代表を破り、女子で初めて沖縄が優勝した。渡具知武巨監督は「九州で勝てたことで大きな自信になった」と喜んだ。

 予選を全勝し1位リーグに臨んだ沖縄。宮崎、長崎との対戦もオールコートのマンツーマンで守り切った。特にセンターの仲村瑠夏主将(コザ)が攻守にわたりゴール下で活躍。攻撃はこの仲村に加え、ドライブで伊波美空(石川)が切り込み、垣花明里(コザ)がミドルシュートを決めるなどし得点していった。

 県内7校12人の選手でつかんだ九州の頂点。渡具知監督は「各学校に戻ってこの経験を伝え、県内の競技レベルが上がってほしい」と期待を寄せた。