米軍普天間飛行場移設に伴う名護市辺野古への新基地建設工事で、工事に反対する市民らは20日も護岸工事が進む同基地沿岸と、工事車両が出入りする米軍キャンプ・シュワブのゲート前で抗議を続けた。
20日は午前9時ごろと正午ごろの2回に分けて、のべ約215台が工事資材を基地内に搬入した。市民らは「沖縄を返せ」を歌ったり、「違法工事をやめろ」「基地建設を許すな」などと抗議の声を上げたりした。
同基地周辺海域の基地建設工事現場では「K3護岸」上などで工事車両が停車しているのが確認されたが、同日午前の作業は確認されなかった。市民らは、カヌー11艇などに乗り、抗議を続けた。【琉球新報電子版】