IT津梁パーク、5号棟建設 来年2月完成予定


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沖縄IT津梁パークの企業集積施設5号棟安全祈願祭でくわ入れする(左から)仲本豊仲本工業社長、知念克明沖電開発社長、屋比久盛敏県商工労働部長、大仲英彦スタッフオズ社長=26日、うるま市州崎

 沖縄県うるま市州崎の沖縄IT津梁パークで26日、民間の資金を活用して整備する企業集積施設5号棟の安全祈願祭が開かれた。5号棟は、沖電開発(浦添市、知念克明社長)が建物を建設し、ソフトウエア開発・検証事業を手掛けるプラスナレッジ(那覇市、金城真社長)が入居する。

 企業集積施設は、民間の開発事業者(デベロッパー)が県有地に建物を建設した上で、県が建物を借り受け、IT企業から使用料を得て入居させる仕組み。

 施設は3階建てで、延べ床面積は3067平方メートル。2019年2月の完成を予定する。プラスナレッジは約300人を雇用し、同4月からの業務開始を計画している。

 知念社長は「1号棟と2号棟の整備で培った知見を生かし、入居企業が快適に使え、地域に愛着を持ってもらえる建物としたい」とあいさつした。県の屋比久盛敏商工労働部長は「IT集積地を目指し、より実効性のある施策を展開していく」と述べた。