明治安田J3第5節、FC琉球は1日、福島県のとうほう・みんなのスタジアムで福島ユナイテッドFCと対戦し、1―2で敗れた。今季初黒星となり、3勝1分け1敗となった。
風下に立った前半、琉球はサイドチェンジを行いながら、相手ディフェンス陣の裏を狙う展開を図ったが、高い位置での守備に阻まれ、前線へボールを出せなかった。開始8分、ファウルから素早くリスタートした福島の攻撃に守備が対応を遅れて先制点を許した。
後半はボールを保持する時間が増えたが、横に6、7人を並べて守る相手守備に対して、なかなかスペースをつくれずに攻めあぐねた。33分に追加点を奪われた後、ロスタイムに富樫佑太がゴール前のスペースを狙いボールを出し、右サイドから攻め上がってきた屋宮大地が右足で合わせ1点を返した。
琉球はこの1点にとどまり、今季初の敗戦となった。
次戦は7日午後6時、沖縄市の県総合運動公園陸上競技場でセレッソ大阪U―23と対戦する。
【琉球新報電子版】