東アジアハンド 19日から那覇で開催


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第15回東アジアハンドボールクラブ選手権大会をPRする(右から)日本ハンドボールリーグ機構の家永昌樹GM、県ハンドボール協会の金城幸信会長、琉球コラソンの水野裕矢CEO=3日、琉球新報社

 日本、韓国、中国の3カ国の国内クラブチームのトップが集まり、東アジアチャンピオンを懸ける東アジアハンドボールクラブ選手権の第15回大会が19~22日、那覇市の県立武道館で開催される。沖縄県内初開催。日本ハンドボールリーグ機構の家永昌樹GM、県ハンドボール協会の金城幸信会長、琉球コラソンの水野裕矢CEOが3日、那覇市の琉球新報を訪れ、大会をPRした。家永GMは「ハンドボールが根付いている沖縄で開催できることは非常にうれしい。より一層、ハンドボール、コラソンの双方が盛り上がっていってほしい」と語った。

 選手権には韓国と中国から男女各1チームが出場する。日本からは第42回日本ハンドボールリーグプレーオフを制覇した男子の大崎電気、女子の北國銀行とともに、開催国枠として男子は地元沖縄の琉球コラソン、女子はプレーオフ3位のソニーセミコンダクタマニュファクチャリングが出場する。

 金城会長は「各チーム持てる力を出し切って、沖縄の子どもたちにいい刺激を与えてほしい」と語り、水野CEOは「シーズン8位だったコラソンにとって何も失うものはない。どんどんチャレンジしていきたい」と意気込んだ。

 県出身では、今季のレギュラーシーズン最優秀選手賞を獲得した東長濱秀希(興南高-日体大出)が大崎電気に所属している。北國銀行はソウル五輪日本代表の荷川取義浩(浦添高校-中部大)、ソニーは大城章(那覇西-早稲田大)がそれぞれ監督としてチームを率いる。