沖縄地方は2月から少雨傾向が続いており、国、県、県企業局が管理する計11ダムの貯水率が5日、5割を切って49・9%となった。平年値を17・3ポイント、昨年同日を1・4ポイント下回っている。
今後1カ月の降水量も平年を下回る見込みで、県などが貯水率の低下を警戒している。
沖縄気象台によると、沖縄地方の降水量は、2月が平年比51%、3月も同84%にとどまった。3月の日照時間は平年の1・74倍で、1946年の統計開始以来、3月の最多を更新した。
国、県、県企業局管理の11ダムがある沖縄本島地方は3月中旬以降、まとまった雨が降っていない。