サッカーの九州リーグが7日に開幕する。県勢は海邦銀行SCに加え、元日本代表の高原直泰が率いる沖縄SVが初参戦する。
リーグは全10チームで各チーム2試合ずつの総当たりで争う。海邦銀行SC、沖縄SVともに4~9月に全18試合を予定し、県内での試合は海邦銀行SCが8試合、沖縄SVが7試合を行う。県勢対決は6月に中城村、9月に南城市で行われる。開幕戦は海邦銀行SCがFC中津と、沖縄SVは九州三菱自動車と対戦する。
海邦銀行SCは前季は11チーム中6位だった。
社会人リーグ3部からスタートした沖縄SVは好成績を残し、県サッカー協会の推薦で「飛び級」した同1部でも活躍。今年1月の第41回九州各県リーグ決勝大会で優勝し、九州リーグへの昇格を決めていた。新たなステージに向かう沖縄SVの今季のスローガンは「挑」。高原代表は3月の記者会見で、JFL昇格に向けて「チームとして勝負の年になる」と意気込みを示した。