「沖縄はめげない」 辺野古ゲート前県民大行動に400人


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歌いながら抗議する市民ら=7日午前9時すぎ、名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブゲート前

 【辺野古問題取材班】米軍普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古の新基地建設に反対する政党や市民団体などで構成するオール沖縄会議は7日、毎月第1土曜日恒例の「県民大行動」を実施した。

 正午までに名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブゲート前には市民400人以上が訪れ、「新基地反対」「違法な工事はやめろ」などと抗議の声を上げた。県内各地の島ぐるみ会議などから市民が続々と集まっている。

 工事車両による基地内への資材や土砂などの搬入は確認されていない。

 沖縄平和運動センターの山城博治議長も4、5日に続いてゲート前で座り込み、「沖縄はめげない。引き続き座り込み、抗議の意志を発信しよう」と呼び掛け、決意を新たにした。海上ではカヌーに乗った市民が抗議している。【琉球新報電子版】