琉球新報社 
ペルー沖縄婦人会は３月２４日、県人会館・西銘順治大ホールで２０１８年度新会長と役員の就任宣誓式を行った。来賓のエドワルド・ヤナウラ日系人協会会長、グロリア・アカミネ日系婦人会会長をはじめ、マリア・ルイサ・コハツ沖縄県人会会長、婦人会相談役、県人会顧問ら会員多数が会場に詰め掛け、エイコ屋宜さんの新会長就任を祝った。
就任宣誓式では選挙管理委員長が２月２２日の臨時総会で行った会長選挙の結果を報告。７２人の評議委員による投票で圧倒的多数の７０票を獲得した屋宜さんが会長に選出されたとした。屋宜さんは２００９年に文化部長として入会。会計補佐、会計、総書記、副会長を歴任した。屋宜さんは就任あいさつで「前任の皆さんが培ってきた婦人会の伝統的なモットーである融和、相互扶助、社会奉仕を守り、会発展のために微力ながらも全力を注ぎたい」と話した。今年は同婦人会の創立４０周年という節目の年を迎えることにも触れ「会員の皆さまのご協力、支援をお願いする」と締めくくった。
屋宜新会長は八重瀬町系の県系２世で７５歳。夫のアウグスト・屋宜さんは建築資材販売会社を経営、県人会の名誉顧問を務める。夫妻には１男３女、１０人の孫がいる。
会長ほかの役員は以下の通り。（敬称略）
【副会長】イサベル又吉【総書記】グラデイス当山【会計】ケイ東江【組織部長】カズコ諸見里【文化部長】セシリア小波津【演芸部長】ナリコ平敷【救済部長】ヒサエ玉城【渉外部長】タカコ赤嶺【広報部長】マリ小橋川【スポーツ部長】セツコ伊敷
（赤嶺光弘通信員）
