はしか患者35人に 30代男性、職場で感染の疑い


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 県地域保健課は10日、新たに那覇市に住む30代男性の麻疹(はしか)感染を確認したと発表した。県内で4年ぶりのはしか患者が3月下旬に確認されて以降、患者は計35人となった。

 男性は那覇市の商業施設に勤務しており、同じ施設内で働いている人から感染した疑いがある。

 また同課は、8日に発表した宜野湾市の3歳女児と小学生の男児が、きょうだいであることも明らかにした。2人は、3月下旬に発症した別の兄弟から感染した可能性が高いという。【琉球新報電子版】