赤嶺、照屋氏届け出 8年ぶり選挙戦 南風原町長選


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 【南風原】任期満了に伴う沖縄県の南風原町長選が10日、告示された。いずれも無所属新人で、前町教育長の赤嶺正之氏(66)=公明推薦=と、前町議の照屋仁士氏(41)の2人が立候補を届け出て、一騎打ちが確定した。15日に投開票される。

 前回は現職が無投票当選したため8年ぶりの選挙戦となる。9日現在の選挙人名簿登録者数は2万9301人(男性1万4231人、女性1万5070人)。

 11日から14日まで、南風原町役場1階ロビーで期日前投票できる。時間は午前8時半から午後8時まで。

 選挙戦では、現町政への評価や子育て・教育分野での手法の違いなどが争点となる。

 赤嶺氏は1951年4月27日生まれ。町宮平出身。知念高卒。71年村役場入り。環境保健課長、教育部長などを経て2011年から町教育長を6年10カ月務めた。今年1月、町長選出馬のため辞職した。

 照屋氏は1976年8月16日生まれ。町神里出身。沖縄大卒。県青年団協議会、印刷会社勤務を経て2010年に町議会議員に初当選。2期目途中の今年3月、町長選出馬のため辞職した。