「違法工事許さぬ」小雨降る中、市民70人が抗議 米軍キャンプ・シュワブゲート前


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座り込み抗議する市民を強制的に移動させる県警の機動隊員=11日午前9時10分ごろ、名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブのゲート前

 【辺野古問題取材班】米軍普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古の新基地建設工事で11日、小雨がぱらつく中、市民約70人が米軍キャンプ・シュワブゲート前に座り込み、新基地建設に抗議した。

 「違法工事を許さないぞ」と声をあげる市民を県警の機動隊が強制的に移動させ、100台を超える工事車両が基地内に入った。

 大浦湾の海上では、「K3護岸」で大型クレーンが被覆ブロックを設置し、「K4護岸」と「K3護岸」では砕石が投下されるなど護岸工事が続けられている。【琉球新報電子版】