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【中国時報】火災警報器設置、詐欺に間違われ 台中の消防局苦心

 台中市内にある一戸建て住宅の火災警報器の設置率は低い。消防局は高齢者や身体障がい者、幼児がいる家庭に対し優先的に無料の設置を決定した。ところが住民らは訪問した消防員を詐欺集団と誤解するなど、疑心暗鬼になっているという。そこで消防局は里長(村長)に同行を依頼した。

 消防局の統計によると、火災で死亡率が高いのは睡眠中に発生した場合だという。過去3年間の住宅火災による台中市の死者は集合住宅で7人、一戸建て住宅で24人に上る。消防法は自宅への警報器設置を義務付けているが、設置率はわずか21%。そのため台中市の消防局は昨年、予算を計上し、無料設置を実施した。

 ところが、無料と聞いた住民らは「後でお金を要求されるのでは」と拒否。しかし同行した里長の顔を見て安心したのか、設置を快諾したという。1日で20台を設置でき、消防員はほっと胸をなで下ろした。