地元愛ぎゅっと! 北大東島の中学生開発のパン 那覇の「いまいパン」で発売


この記事を書いた人 琉球新報社
新商品をPRする北大東中卒業生=19日、県庁
元北大東中生が開発した「北大東じゃがいもビスコッティー」と「北大東ポテトサラダパン」

 北大東中学校を今春卒業した6人が在学中に、那覇市のいまいパンと協力して開発した「北大東じゃがいもビスコッティー」と「北大東ポテトサラダパン」がこのほど県内で発売された。地元産のジャガイモ「ニシユタカ」を使用している。

 製品開発は「北大東の産業育成」をテーマに総合的な学習の時間の一環で行われ、いまいパンの今井陽介氏のサポートの下、発案からパン作りまで生徒らによって行われた。

 メンバーの一人の玉城利樹さん(15)は「島を代表する商品になってほしい。自分も買って広げていきたい」と語った。吉原元太郎さん(15)は「ビスコッティーは子どもからお年寄りまで食べやすい軟らかさを工夫した」とPRした。

 「じゃがいもビスコッティー」は那覇市のいまいパンで税抜き400円で販売され、5月1日から北大東村内4カ所でも同450円で発売される。「ポテトサラダパン」は4月20日から同店2店舗で取り扱う。同200円。