【沖縄】任期満了に伴う沖縄市長選は22日、投開票される。無所属新人で前市議の諸見里宏美氏(56)=社民、共産、社大、自由、民進、希望推薦=と、無所属現職の桑江朝千夫氏(62)=自民、公明、維新推薦=の両候補は21日、それぞれ選挙戦の必勝集会と必勝打ち上げ式を行い、最後の支持を訴えた。22日の投票は21カ所で午前7時~午後8時に行われ、午後11時半ごろまでには当落が判明する見通し。
今回の市長選では、1万人規模の多目的アリーナ建設の是非や、待機児童の解消策、米軍嘉手納弾薬庫知花地区への一部施設移転などを争点に激しい選挙戦が展開された。秋の県知事選の前哨戦にも位置付けられる。
諸見里氏は21日夕、市内のコザ十字路で必勝集会を開いて「ハコモノではなく、人、命。そうした沖縄市をつくり出していく」と市政刷新を訴えた。
桑江氏は21日夕、市内の胡屋十字路で必勝打ち上げ式を行い、「この4年間で前に進んだ沖縄市を、さらに前へ進めていこう」と市政継続を訴えた。
22日の当日有権者数は10万7710人(男性5万1272人、女性5万6438人)。
期日前投票者数は6日間の合計で過去最多の1万5119人となり、有権者の14・04%に達した。