【石垣】石垣市教育委員会(石垣安志教育長)は2018年度から市内の小中学校で勤務する教職員の出退勤管理に、イオン琉球(南風原町、佐方圭二社長)が発行するご当地WAONカード「石垣島ゆいまーるWAON」を活用する。佐方社長らが17日、市教育委員会を訪ね、石垣教育長にWAONカード500枚の目録を贈呈した。WAONカードを活用した教職員の出退勤管理は、沖縄県内で6自治体目となる。
専用読み取り機に同カードをかざすことで、出退勤時間をデジタル管理できる。市内各学校はこれまで出勤簿と出退勤時間の自己申告で労務管理をしてきた。今後はWAONカードと出勤簿の併用で、教職員の労務管理の徹底を図る。
石垣教育長は「(WAONカード活用により)勤務時間の適正管理を実現して、教職員の健康管理に努めたい」とあいさつした。
佐方社長は「石垣島ゆいまーるWAON」カードでの支払金額の一部が市に寄贈されることに触れ「石垣島を元気にするカードなので、多くの教職員が持つことは今後の広がりにもつながると思う」と話した。