知事選候補に十数人 自民県連 連休明け人選本格化


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沖縄県庁

 自民党沖縄県連の知事選候補者選考委員会(国場幸一委員長)の2回目の会合が28日、那覇市のANAクラウンプラザホテル沖縄ハーバービューで開かれ、大型連休明けから、具体名を挙げた選考作業に着手することを確認した。沖縄市長選が終わり、自民の候補者選考作業が本格化する。

 現在、自薦他薦で政治家、経済界など十数人の名前が挙がっている。会合後、国場氏は記者団に「県連を主体にして面接などいろいろな作業に入る」と語った。

 会合では、候補者の選考基準として主に(1)人格に優れる(2)強いリーダーシップを発揮できる(3)沖縄の将来の方向性を示せる―の3点を確認した。会合後、国場氏は「難しい状況が続く沖縄では、今まで以上に決断と交渉力を備え、公明、維新を含めて挙党態勢で応援できる人が適する人材だと考えている」と語った。

 選考委員会では、引き続き5月末をめどに候補者を決定する予定。翁長政俊会長代行は「(候補者の名前が)複数人、挙がっているので、その中から選考基準に沿って選考作業に入る。連休明けから一気に動いていく」と語った。