【辺野古問題取材班】米軍普天間飛行場移設に伴う名護市辺野古の新基地建設で30日午前、工事に反対する市民らがカヌー13艇と2隻の抗議船から「海を埋め立てるな」や「ジュゴンを守れ」と声をあげた。
海上では繁殖のためオーストラリアから沖縄に飛来するアジサシがフロート(浮具)の上で羽を休める姿も確認できた。
米軍キャンプ・シュワブへの資材の搬入と大浦湾海上で護岸工事は午前中時点で確認されていない。
県外から抗議活動に参加する60代の女性は「基地は作らせたくないという思いで3年前から足を運んでいる」と語った。【琉球新報電子版】