【中国時報】全中運動会が閉幕 93人が大会記録更新


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 全国から約1万5千人が結集して実施された2018年の全国中学校運動会が26日、閉幕した。台中市豊原区葫蘆〓文化センターで行われた閉幕式では、体育署長の林徳福が出席する中、台中市長の林佳龍から次回の開催地である高雄に大会旗が引き継がれた。最後に林徳福と林佳龍がそろって聖火を消した。

 閉幕式は、豊陽中学校の生徒によるパフォーマンスで始まり、台中市政府教育局長の彭富源をはじめ、運動局長の王慶堂、台中市体育総会秘書長の楊永昌らが列席し、会場は大いに盛り上がった。林佳龍は今年の全国中学生運動会について「選手それぞれの成果が際立っていた」と語った。今大会で実施された全18種目20試合のうち、42項目で93人が大会記録を更新したほか、17項目で31人が大会新記録を樹立した。さらに3項目で4人が全国記録を更新した。特に開催地である台中市は、計125個の金メダル、銀メダル95個、銅メダル114個を獲得し、歓喜に沸いた。さらに高いスポーツマンシップを発揮したとして、団体賞、個人賞、特別賞が授与された。

 林佳龍は、来年には東アジア青年運動会が開催される予定で今大会に参加した選手の中からも多くが参加する可能性があるとし、教育部体育署に対し全国中学生運動会を開催したことに感謝の言葉を述べた。来年は台湾で初めて、オリンピック系の国際試合が開催される。そこでも台中の選手たちが活躍することを願っているとあいさつし、閉幕式を締めくくった。

※注:〓は土ヘンに「敦」