FC琉球、必勝誓う きょう、6日ホーム2連戦


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 サッカーのFC琉球は3日、明治安田J3第9節でガンバ大阪U―23と顔を合わせる。沖縄市の県総合運動公園陸上競技場で午後6時のキックオフ。6日も同競技場でブラウブリッツ秋田との対戦となり、ホーム2連戦となる。琉球はアウェーで2連敗し、今季の成績は3勝2分け3敗でリーグ8位に後退している。J2昇格を掲げる琉球にとって、負けられないホーム戦で、試合を前にした練習ではミニゲームなどを行い、連係の動きを確認した。

ホーム戦へ向け、軽いランニングで汗を流し、最終調整を行うFC琉球のメンバーら=1日、嘉手納町陸上競技場

 琉球は開幕2連勝と好発進したが、ここ4戦は白星を挙げていない。守備間のミスでカウンターをもらい、相手に先制されたり、追い付いても、粘り切れず勝ち越しを許してしまったりする展開もあった。

 守備への意識について金鍾成監督は「自分のポジションを取って、相手に積極的にプレッシャーを掛けにいっていない」と課題を挙げるが、「全体の得点が少ないわけではない」と攻撃面は一定評価する。劣勢にも琉球らしいボール保持率の高いポゼッションサッカーで攻め入り、シュート数は4試合全てで相手を上回り、合計8得点を収めている。

 試合を控えた練習では、ミニゲーム後、朴一圭主将が真剣な表情で他選手にアドバイスをしている様子も見られた。朴主将は「開幕ホーム戦の勝利以降、ホームでの勝利がない。内容よりも結果。まずはホームで勝ち切るということを徹底したい」と勝利を誓った。