花色そのままに 青い紅茶いかが バタフライピー加工


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天然色素の鮮やかな青色が魅力の「バタフライピー紅茶」。新たに那覇空港内でも販売されている

 【南城】南城市地域雇用創造協議会が開発し、同市の健康食品会社、沖縄長生薬草本社(下地清吉社長)が商品化した「バタフライピー紅茶」が、1日から那覇空港2階のエアーショップ琉球で発売された。鮮やかな青色の紅茶で、レモンやシークヮーサーを入れると色が紫色に変化する。

 商品は、バタフライピー(チョウ豆)の花を乾燥させて加工し、紅茶にしたもの。花の持つ天然色素の青色を楽しむことができる。バタフライピーは、温暖な沖縄では年間通じての生産が可能という。

 ハーブでのまちおこしに取り組む南城市で、新たな南城ブランドの商品にしようと同協議会が2017年春から栽培を始め、色素の抽出方法や、色素を生かした商品開発の実験を繰り返してきた。同年10月末から沖縄長生薬草が商品化に取り組み、「バタフライピー紅茶」が完成した。

 協議会の當眞均さん(50)は「新たな南城ブランド商品。多くの人に手にしてもらいたい」と期待。商品の魅力については「アンチエイジング効果があり、何より天然色素の青色がとても鮮やかで『インスタ映え』する」と紹介した。

 1袋1080円(税込み)。8グラム入り。南城市の沖縄長生薬草本社でも購入できる。問い合わせは南城市地域雇用創造協議会(電)098(948)3804。