世界見据える小6 県内キッズトライアスロンをけん引 森下選手、西川選手


この記事を書いた人 Avatar photo 宮里 努
将来はオリンピックなどの国際舞台を目指すチームゴーヤーの西川悠介(左)、森下翔太=1日、那覇市の奥武山公園

 沖縄県内のキッズトライアスロン界をけん引するチームゴーヤーの森下翔太選手(豊崎小6年)と西川悠介選手(古蔵小6年)が、県内のトライアスロン関係者からも目が離せない存在となっている。キッズの国内最大の大会でもトップを争う2人はすでにオリンピックなどの国際舞台を意識し練習している。

 2人が今季最初に挑むのは6日に那覇市で行われる「2018沖縄キッズトライアスロンシリーズ」だ。1日でトライアスロン、デュアスロン、アクアスロンの3試合を行う大会はキッズでは全国初。過酷な日程だが、頂点を目指す森下と西川は練習に余念がない。

 仲の良い2人だが、トライアスロンでは「負けられない」と切磋琢磨するライバルだ。チームゴーヤーの千葉智雄コーチも「国際舞台で戦える選手になってほしい」と期待する。

 2人の目標はオリンピック出場だ。西川は「五輪は各国の王者が集まる場所なので出場したい」、森下は「(高校生で出場する)ユースオリンピックから優勝する」と力を込める。