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キングス、敵地惜敗 千葉に76―80 Bリーグ第59戦

 プロバスケットボールBリーグ1部の琉球ゴールデンキングス(42勝16敗)は5日、千葉県の船橋アリーナで千葉ジェッツ(東地区1位、44勝14敗)と今季第59戦を行い、76―80で惜敗した。

 序盤から激しい守備で千葉のボールを止めたキングスはリードを保つが、エナジーあふれる千葉との大接戦が続いた。

 35―34で後半に入り、ヒルトン・アームストロングがファウルアウトしても、粘って54―52で第4クオーター(Q)に突入した。

 だが、千葉の堅い守備の前にキングスは攻めきれない。4分以上無得点が続くと、その間にじりじり引き離されて逃げ切られてしまった。

 次戦は今季最終戦。6日に船橋アリーナで千葉とアウェー2戦目を行う。

千葉 45勝14敗
80―76(14―20,20―15,18―19,28―22)
キングス 42勝17敗

◆強豪千葉相手にチャンスあった

 佐々宜央HC(キングス)の談話 千葉という強豪を相手に、勝てるチャンスを作れたのは良かったが、ポジティブな要素はそれだけだった。肝心だった第3Qの流れの中でターンオーバーが出てしまった。今日はオフェンスチャージが何個あったか分からないぐらいだ。第2Qでリードを離せていたら、流れが変わったかもしれないが、歯車がうまくかみ合わなかった。

◆熱さCSさながら/勢い乗り切れず終わる
 レギュラーシーズン最後の対戦相手の千葉に対し、キングスは前半はオフェンスファウルが相次いで勢いに乗り切れずじまい。後半はやや停滞した攻撃で千葉に点差を引き離され、惜敗を喫した。熱い展開でファウルが増えるなど、チャンピオンシップ(CS)さながらの大接戦だっただけに、佐々宜央HCは「まだトップレベルでない安易なプレーをしている」と、選手に奮起を促した。

 キングスは千葉の司令塔からのボール回しを抑える守備と、石崎巧の3点弾もあって第1Qは8点リード。しかし、第2Qに入り攻撃でオフェンスファウルやターンオーバーが相次ぎ、点差を詰められた。

 守備ではオフボールで相手シューターの動きを抑えるなど善戦したが、ホームの声援を力に変える千葉に押され始める。第4Q開始早々にヒルトン・アームストロングがファウルアウト。さらに4分間無得点の間に連続7失点で逆転を許し、引き離されていく。個々の力で3点弾を沈めたが、要所でミスに泣いた。

 主将の岸本隆一は「場面に合わないプレーが多かった」と反省し、「力を出し切ったとは思えない。積み上げてきたものを確認し、明日は守備から激しくいく」と、勝利で締めくくる思いを見せた。