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「おじい、おばあの家に帰ってきたような気持ちに」 古民家そば屋、那覇にオープン

「古い沖縄の民家を体感して」と話す津波義隆さん=那覇市樋川の開南そば

 沖縄県那覇市開南にこのほど、沖縄ならではの古民家を活用した「開南そば」がオープンした。古民家は戦後、資材が限られた中で造られた。夏は涼しく冬は暖かい丈夫な木造の規格住宅だ。店主の津波義隆さん(58)は「昔懐かしい気持ちになれるはず。那覇の中心部に残る貴重な古民家を、ぜひ多くの方々に見ていただきたい」と話す。

 古民家は不動産関連の会社も経営する津波さんの知人の元自宅。知人は現在、隣接地に建てた新居に住んでいるが、築70年たった今も状態が良いため「何とか残しておけないか」との思いで津波さんに相談したことで“古民家そば屋”が実現したという。

 あえてそのままにしているという昔ながらの仏壇やたんすのほか、バーキ(竹かご)や琉装人形がどこか懐かしい雰囲気を醸している。メニューは今のところ、ちぢれ麺に豚骨カツオスープを合わせた「そば」(400円)と替え玉(100円)のみ。津波さんは「おじい、おばあの家に帰ってきたような気持ちでくつろいでほしい」と多くの来店を呼び掛けた。

 営業時間は毎日午前11時半~午後2時半。那覇市樋川2の1の26。問い合わせは(電話)098(943)8625(ビッグウェーブ)。