闘いに負けた牛はどんな表情? うるま市で闘牛写真展


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表情豊かな闘牛の写真に見入る来場者ら=2日、うるま市与那城の海の駅あやはし

 【うるま】沖縄県うるま市与那城屋慶名出身の新垣フミ子さん(73)=南風原町=が、市与那城の海の駅あやはしで、「第11回新垣フミ子写真展 沖縄闘牛とあまくま」を開催している。31日まで。月曜日休館。

 写真展ではこれまでに撮影した闘牛などの写真110点を展示している。会場では、闘牛の場面だけでなく出産に立ち会い撮影した写真などさまざまな牛の表情を楽しむことができる。新垣さんは「闘うだけでなく、牛たちの日常や親子の絆などを感じてほしい」と語った。

 帰省中に足を運んだ伊藤須美子さん(75)=東京都=は「闘いに負けて、悲しげな表情を浮かべる牛を写した写真が印象に残っている。牛たちも感情を持っていることが写真から伝わってきた」と興奮した様子で話した。

 写真展の問い合わせは、うるま市海の文化資料館(電話)098(978)8831。