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西原、高校の部準V 全九州バレー

高校男子決勝 相手のブロックのタイミングを外し、空いたスペースにボールを落とす西原の照屋良和=13日、那覇市民体育館

 バレーボールの第63回全九州総合選手権大会は13日、那覇市民体育館などで最終日を行い、高校の部の男子は西原が決勝に進出、強豪の鎮西(熊本)に1―2で敗れたものの、準優勝と健闘した。鎮西は2年連続の優勝。女子は東九州龍谷(大分)が2―0で佐賀清和に勝利し、第59回大会以来の優勝となった。

 一般の部の男子決勝は県勢がぶつかり、中部徳洲会病院が2―0でJOINTを下し、17連覇を果たした。女子は鹿児島銀行レジオンウィングスが2―0で佐伯長陽会I・O(大分)を下し、3連覇となった。

 男子決勝は西原が昨夏の全国総体と1月の春高バレーの覇者・鎮西(熊本)に挑み、フルセットの接戦を演じた。1―2で敗れ、全国チャンピオンの牙城は崩せなかったが、2月の全九州選抜大会決勝はストレートで敗れた相手に今回は1セットを奪取した。宮平尚典主将は「フルセットまでできたので確実に成長している」と優勝を逃した悔しさの中にも確かな手応えを感じていた。

 鎮西の絶対的エース・水町泰杜をどう止めるかが課題だった。試合序盤からサーブを水町に集中させ、レシーブやスパイクで疲れさせる作戦に出た。第1セットこそ奪われるも、第2セットに効果が出てきた。疲労から水町のジャンプ力が落ちると、茂太隆次郎、照屋良和、池城浩太朗らがブロックで止めた。西原はセッター・茂太が仲村英治、池城、照屋らとコンビバレーを展開。最後は儀間敦也がスパイクを決めて、セットを取り返した。

 しかし、準決勝もフルセットで戦った西原にも疲れが見え始めた。仲村、儀間が足のけいれんでコートを離れる。一方で鎮西は水町以外のアタッカーも活躍し、最後は力の差を見せつけられた。照屋は「自分たちの通用するプレーの幅は広がっているが、相手のペースになってしまうとだめだ」と振り返った。

 全国でもレベルの高い九州地区で続けて準優勝した。城間修監督は「自分たちがやっていることは間違っていない」と語る。ただ、優勝できなかった悔しさは残る。茂太は「インターハイは九州で鎮西を倒して、全国へ挑む」と既に前を向いている。
  (屋嘉部長将)