来場者500万人を突破 沖縄県立博物館・美術館 玉田、中村さんに記念品


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田名真之館長(左)から来場500万人を記念して年間パスポートと記念品を受け取った中村梨沙さん(中央)、玉田舞弥さん=17日、県立博物館・美術館

 那覇市の沖縄県立博物館・美術館(愛称・おきみゅー)の来場者が17日、500万人を突破した。500万人目の来場者は、観光で沖縄を訪れた玉田舞弥さん(25)=大阪府=と中村梨沙さん(23)=京都府。田名真之館長から1年間無料で入館できる「年間パスポート」と記念品が贈られた。

 前職の同僚だったという2人は、15日に沖縄入りし、最終日に博物館・美術館を訪れた。中村さんは「ただただびっくり。将来は沖縄に住みたいと思っているのでいい記念になった」と笑みをこぼした。2度目の来県だという玉田さんは「これを機にまた沖縄へ来たい」と語った。

 県立博物館・美術館は2007年11月1日に開館し、約10年6カ月で来場500万人を突破した。13年度に年間最高となる53万5994人を記録し、17年度も50万人を超えている。田名館長は「多くの皆さまに利用していただけるよう、取り組んでいきたい」と語った。