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ゴールデンウイークが終わって各地でタマンやカーエーが釣れている。10日、1年を通してカーエーを追い求めているガルツ・テクニカルスタッフの玉城正一さんから取材のお誘いがあった。
カーエー釣りは一番にポイントが重要で、釣れているポイントは多くの釣り師が押し寄せるため、釣り座の確保が厳しいことも多い。特に瀬良垣のポイントは釣り座が狭いので、玉城さんは早朝から釣り座に入った。
昼過ぎまでにマーエーやトカジャーなどがポツポツとヒット。最初にカーエーがヒットしたのは午後1時59分。右に左に暴れ回り、釣り人を楽しませる。33センチの中型だったが、1匹釣れたので玉城さんは胸をなで下ろした。
次にヒットしたのは午後4時48分で、33センチのカーエー。最後は午後5時30分。ヒットした魚は最初、左に走った。竿(さお)が大きく曲がったが、ドラグを締め、強い引きに耐えていると、今度は右に走った。必死の抵抗を見せたカーエーだったが、百選錬磨の玉城さんの巧みな竿さばきで、あっさりタモ網に39センチが収まった。この日3匹目のカーエーを釣って納竿(のうかん)した。
ベストシーズンを迎えたカーエー釣り。マナーを守ってカーエーの強い引きを楽しみたい。
(おきなわ釣王国社・仲栄真修)
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