菅官房長官が北部12首長と会談 基幹病院予算措置の支援など求める


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菅義偉官房長官が北部12首長と面談。宜野座村長が要望書を手渡した=19日午後2時34分ごろ、名護市のホテルゆがふいんおきなわ

 【北部】菅義偉官房長官は19日、来県し名護市内のホテルで名護市の渡具知武豊市長をはじめとする北部12市町村長らと会談し基地負担軽減や振興策について意見交換した。

 北部市町村会長の當眞淳宜野座村長は「北部は県土の4割を占めるが人口は少ない。やんばるの発展に向けて菅義偉官房長官のご協力をお願いする」と話し、①北部振興事業の実施と継続②基幹病院整備に関わる予算措置の支援③名護東道路と沖縄自動車道の連結と延伸整備④伊平屋・伊是名架橋建設―を要請した。

菅氏は「基地負担軽減でできることはすべて行う。世界自然遺産や道路・港湾・観光、医療整備など北部の課題にひとつひとつに全力で取り組む」とあいさつした。

 12市町村長とは別で、仲間一金武町長、宮城久和国頭村長、伊集盛久東村長、仲嶺久美子高江区長らと会談する予定。【琉球新報電子版】