玻名城氏が社長 琉球新報社 富田氏は会長に


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玻名城泰山氏

 琉球新報社は21日の取締役会で、2018年3月期決算を承認するとともに、玻名城泰山専務(58)の社長昇格など次期役員人事を内定した。富田詢一社長(69)は代表権を持つ会長に就任する。

 6月26日に開く株主総会後の取締役会で正式決定する。

 専務に糸数淳常務(58)、常務には玉城常邦取締役論説委員長(59)がそれぞれ昇格する。潮平芳和取締役読者事業局長(57)は再任。

富田詢一氏

 非常勤取締役は久保田憲二沖縄テレビ放送社長(60)が再任され、新たに与儀達樹大同火災海上保険常務(53)が就任する。上間優大同火災海上保険社長(62)は退任する。

 非常勤監査役は金城克也りゅうせき代表取締役会長(62)が再任となる。

 第70期決算は売上高が前期比4%減の87億4600万円、経常利益は同6%減の4億5200万円で減収減益。税引き後の当期純利益は同23・5%増の2億9000万円となった。

 玻名城氏は1959年生まれ、石垣市出身。成蹊大卒後、83年琉球新報社入社。編集局政経部長、論説委員長、取締役編集局長、常務総務局長などを経て2016年6月から現職。

 富田氏は1949年生まれ、宮古島市出身。早稲田大卒後、77年琉球新報社入社。編集局運動部長、事業局長、取締役編集局長などを経て2010年6月より現職。