IC乗車券「OKICA(オキカ)」を運営する沖縄ICカード(那覇市・仲吉良次社長)は23日、那覇市小禄の沖縄産業支援センターで会見を開き、新たなデザインのオキカカードを6月1日から発売すると発表した。明るい太陽とハイビスカスに、沖縄観光コンベンションビューローの公式キャラクターで、オキカ推進大使の花笠マハエちゃんとマハ朗くんを配置したデザインとなっている。
沖縄都市モノレールの各駅窓口や、那覇バス、琉球バス交通、沖縄バス、東陽バスの各営業所窓口で販売する。6月中旬ごろからは沖縄ファミリーマート各店でも販売するほか、航空機内での販売なども検討している。現在のカードも引き続き利用できる。新カードを希望する場合は払い戻しが必要となる。
デザイン案として18作品の応募があり、旭堂企画デザイン部の嘉陽田ひろこさんの作品が採用された。嘉陽田さんは「定期などの文字が入るので、スペースを確保しつつキャラクターを配置するのに苦労した」と話した。