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「ひやみかち」10人全員、三線奨励賞 新報社長賞も受賞

 【西原】西原町中央公民館で三線を学ぶ「子ども三線ひやみかち」サークルの小学生たちが、今年も琉球古典音楽第14回野村流伝統音楽協会の琉楽奨励賞に挑戦し、10人全員が見事に合格した。


賞状を手にする「子ども三線ひやみかち」の子どもたち。後列左端は指導する當間清子さん=12日、西原町中央公民館

 最高賞の小橋川妃瀬さん(11)=西原小6年=は、最優秀の成績で琉球新報社長賞も受賞した。小橋川さんは「かぎやで風節は、音程や繰り返しが難しかった。社長賞で名前を呼ばれたときは、うれしかったしびっくりした」とはにかんだ。指導者の當間清子さんは「落ち着いていて声も大きかった」とたたえた。優秀賞の比嘉真尋君(9)=坂田小4年=は「元散山節を弾いた。ドキドキしたけど楽しかった。もう一回やりたい」と笑いを誘った。

 昨年10月から習い始めた城間咲良さん(6)=琉大付属小1年=は新人賞を受賞した。城間さんは「安波節を歌った。少しだけ緊張した」と振り返った。同じく新人賞の松田寿喜君(7)=志真志小2年=は、三線を習うために當間さんを紹介され宜野湾から通う。「先生はちょっと厳しいけど、厳しさも愛」と話した。

 當間さんは「太陽は向かってくるものを照らす」という文字を書いて全員に渡し、三線のチーガー(胴)に挟み込ませたという。「この子たちはよく稽古しますが、メンタルを強くするため、毎年言葉を考えてお守りを作っている」と笑った。保護者が準備したオードブルで祝い、プレゼントの贈呈もあった。サークルのその他の合格者は次の通り。

▽最高賞=山城未鈴(西原東小4年)、仲本遥花(坂田小4年)
▽優秀賞=野原玲(坂田小5年)、野原優梨(同小3年)
▽新人賞=比嘉弥尋(坂田小2年)、城間美音(琉大付属小3年)

 (小波津昭子通信員)