【台風5号】9日昼前に大東島地方、昼過ぎに本島地方が強風域 大東島10日昼前後暴風域入りの恐れも


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台風5号の経路図(気象庁のホームページより)

 気象庁によると、大型の台風5号は9日午前6時現在、沖縄の南にあり、1時間におよそ15キロの速さで北へ進んでいる。中心の気圧は992ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は20メートル。

 沖縄気象台によると、9日昼前には大東島地方が、9日昼過ぎには沖縄本島地方が風速15メートル以上の強風域に入る見込みで、注意を呼びかけている。

 9日は沖縄の南海上を発達しながら北東に進む。9日に予想される最大風速は、大東島地方で17メートル、沖縄本島地方、宮古島地方、八重山地方で各15メートル。海上はうねりを伴う。波の高さは大東島地方で5メートル、沖縄本島地方で4メートルの予想となっている。

 台風5号は、10日午前6時には南大東島の南西約170キロに達し、中心の気圧は980ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は30メートルとなる。

 県内への最接近は、大東島地方が10日昼頃、沖縄本島地方が10日未明から明け方となる見込み。

 台風は次第に勢力を強め、10日の昼前後に大東島地方が風速25メートル以上の暴風域に入る恐れがある。

 10日午前6時までの24時間雨量は、大東島地方で50ミリ前後と予想されている。