甘ーい、パイナップルを頬張ばろう 名護市でパインフェス


この記事を書いた人 Avatar photo 宮城 久緒
やんばる産パインをおいしそうに頬張る園児ら=9日午前9時過ぎ、名護市のJAファーマーズマーケットやんばる

 【名護】夏に向け出荷がピークを迎える生果パイナップルの販売を促進しようと、JA北部地区パインアップル生産部会は9日、名護市のJAファーマーズマーケットやんばるで「やんばるパインフェスタ」を開いた。10日も開催される。

 やんばる産で甘みのあるジューシーなパインが5%オフで販売されたほか、試食や1玉プレゼント(100玉限定)も行われ、多くの人でにぎわいを見せた。1玉プレゼントはファーマーズで千円以上を購入した人限定。

 昨年12月下旬からの寒さの影響もありことしは出荷が遅れた。8月上旬頃までが出荷のピークとなる。

 東村でパインを生産する宮城義光会長(68)は「これからは路地パインが主になるので、おいしいパインをたくさん食べてもらいたい」と呼び掛けた。

 試食用のパインを頬張り自宅用に購入した国頭村の平良宗正さん(66)は「でーじ甘いさ。砂糖みたい。おいしかった。今年もようけ食べるよ」と笑顔を見せた。【琉球新報電子版】