友利がアジア走り高跳びV ジュニア選手権で2メートル16 


この記事を書いた人 Avatar photo 与那嶺 明彦

 陸上の第18回アジアジュニア選手権大会は10日、岐阜県の岐阜メモリアルセンター長良川競技場で行われ、男子走り高跳びに出場した友利響平(沖縄・宮古総実高卒、岡山・環太平洋大学2年)が2メートル16で優勝した。友利は自己ベストを1センチ上回り、2003年の九州陸上競技選手権で花城伸治が出した沖縄県記録に並んだ。 

 友利は199センチからスタートした。2メートル3、2メートル6、2メートル8までは一回目で成功。2メートル10で一度失敗した以降は、再び2メートル12、2メートル14も一発クリアした。自己ベストとなる2メートル16は最終の3度目で成功させた。

 友利は、日本陸上競技連盟のホームページで、初の国際大会出場で優勝したことに「『ジャパン』に貢献できたこと、自己ベストを出せたことがうれしい」とコメントした。さらに、「2メートル16はU20世界選手権の標準記録。もし、代表に選考してもらえたら、活躍できるようになっていきたい」と意気込みを示した。