【中国時報】琉大、開南大と協定 姉妹校調印、交流に期待


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 台湾桃園市の開南大学と琉球大学が5月25日に調印式を行った。琉大の大城肇学長らが開南大学を訪問し、梁栄輝学長と共に交流協定書に調印し、両校は正式に姉妹校となった。開南大学にとって、44校目となる日本の姉妹校だ。梁栄輝学長は「朋有り遠方より来る」とあいさつし、「両校はこれまでに幾度も訪問を重ね、ようやく姉妹校締結に至った。学生にとって、留学して(知識を)蓄積し、質の高い語学学習を実現できる大学が見つかったことは、何よりもうれしいことだ」と話した。

 大城肇学長は「琉球大学のある沖縄県と台湾は、悠久の交流の歴史があり、気候や風土文化など多くの共通点がある。このような密接な友好関係により、沖縄県は数十年以上にわたり台湾学生に奨学金を賞与し、沖縄での留学を支援してきた。近いうち、琉球大学のキャンパスで開南大学の学生に会えることを心から楽しみにしている」と話した。