【嘉手納】墜落事故で飛行を中止していた米軍嘉手納基地所属のF15戦闘機が、事故から2日後の13日に飛行再開したことを受けて、嘉手納町の當山宏町長は同日、「極めて遺憾だ」と述べた。
嘉手納町と沖縄市、北谷町でつくる「米軍嘉手納飛行場に関する三市町村連絡協議会」(会長・桑江朝千夫沖縄市長)は12日に沖縄防衛局を訪れ、墜落原因の究明と防止策が公表されるまでF15の飛行停止を中嶋浩一郎局長に求めていたが、米軍は事故原因を明らかにしない中で飛行再開を強行した。
當山町長は「説明が全くなされていないまま飛行が再開されたことについては、米軍側に不信感を持たざるをえない」を批判した。【琉球新報電子版】