日本金星「夢みたい」 W杯、沖縄県内サポーター歓喜


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2―1で日本が勝利を決め喜ぶ観客ら=19日夜、那覇市牧志のスポーツ居酒屋Jスタジアム

 激勝、熱狂、大金星―。サッカーワールドカップのロシア大会で、日本代表初戦のコロンビア戦が行われた19日夜、県内各地でサポーターが試合を見守った。那覇市牧志のスポーツ居酒屋Jスタジアムには約300人が集合。試合終了のホイッスルが鳴ると、会場は歓喜と笑顔の渦に包まれた。

 前半開始早々、香川真司選手が先制ゴールを決め、サポーターの興奮はいきなりトップギアに。一度は同点に追いつかれるも、攻めて、攻めて、攻め続ける。声援と落胆が入り交じる展開の中、後半28分に日本が勝ち越しゴール。そのまま試合終了を迎えると、サポーターは跳び上がってハイタッチを交わし、しばらく勝利に酔いしれた。

 レプリカの優勝カップを手に声援を送った勝連盛一さん(30)=那覇市=は「アンビリーバブル! 夢みたい。今日は勝利の余韻に浸りたい。12番目の選手として次のセネガル戦も戦って、勝つ」と意気込んだ。旅行で来ていたコロンビア出身のダビマ・ベアトリスさん(29)=横浜市=は「残念だけど、仕方ない。日本、おめでとう! お互い予選を突破しよう」とエールを送っていた。