「電飾水路、新名所に」 沖女短大生、魅力発信で企画 与那原・御殿山親水公園 資金協力呼び掛け


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クラウドファンディングを活用した水路イルミネーションの企画実現に取り組む沖縄女子短期大学の学生たち=14日、与那原町の御殿山親水公園

 【与那原】沖縄女子短期大学(与那原町)の学生9人が、同町の御殿山(うどぅんやま)親水公園沿いの水路をイルミネーションで彩る企画に挑戦中だ。12月の点灯を目標に、6月20日からクラウドファンディングで資金を募っている。企画に取り組んでいる2年の安里汐梨(しおり)さん(19)は「町内で親しまれている水路の魅力を広く伝えて、町を代表するスポットにしたい」と話し、協力を呼び掛けた。

 水路を電飾する試みは町内では初めて。水路は2017年4月に開園した御殿山親水公園沿いにあり、水路横の歩道は地域住民の散歩コースとして親しまれている。学生たちは町の活性化を目指し、町外からもたくさんの人が訪れるスポットになるよう、イルミネーションによる知名度アップを目指している。

 学生たちは、町内の各種団体で構成する与那原まちづくり推進協議会(知念勇吉会長)のイルミネーション実行委員会に所属している。17年は、与那古浜公園で毎年開催されているクリスマスイルミネーション点灯企画に携わった。安里さんは「イルミネーションは子どもから大人までたくさんの人を集める。水路にも来てほしい」と話した。

 企画に携わる学生の一人、日向野華綾(ひがのかりん)さん(19)=2年=は「水路は夜、街灯の明かりだけでも水に反射してすごくきれい。(電飾をすれば)もっときれいになるはず」と話し、自信を見せる。

 クラウドファンディングの詳細については、「与那原イルミネーション」のフェイスブック(https://fb.me/yonabaruillumination/)に掲載されている。