県知事選は11月1日告示、11月18日投開票 県選挙管理委員会が決定


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任期満了に伴う県知事選について11月1日告示、11月18日投開票の日程で行うことを決めた県選挙管理委員会の委員ら」=22日、県庁

 沖縄県選挙管理委員会(当山尚幸委員長)は22日、12月9日の任期満了に伴う県知事選を11月1日告示、11月18日投開票とすることを決めた。名護市辺野古の新基地建設の是非や沖縄振興策の評価などが争点となりそうだ。4年前と同様に那覇市長選との同日選の可能性があったが、任期満了日との関係で、同日選はなくなった。11月15日の任期満了に伴う那覇市長選は10月下旬~11月上旬の間に実施される見通し。同市選挙管理委員会は25日に期日を決める。

 公職選挙法では、任期満了に伴う選挙期日は、満了日の30日以内に行うと規定している。このため知事選と那覇市長選を同時に日曜日に行うには11月11日しかなかった。しかし、その日は本島北部全域で「ツール・ド・おきなわ」が開催されるため県選管は、交通制限や市町村職員の対応で投票率が低下する懸念があるとして18日に決めた。欠員が生じている県議のうるま市区、石垣市区の補選は11月9日に告示し、投開票は知事選と同じ18日に行う。