【中国時報】バイク旅中の母子 台中の人情に感謝


社会
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 台中には魅力がいっぱいだ。台中を愛してやまない1組の親子が、バイクにまたがって新北市から台中を旅した。バイクは台中を通る台湾大道に沿って走り、清水区の高美湿地を目指した。往復で250キロもの長旅だ。しかし、途中で突然タイヤがパンクし、母親は炎天下の中、バイクを押して歩くことになった。

 だが幸いにも、親切な警官が親子を見つけると、すぐにバイク屋に連絡し、バイクを運んで修理までさせてくれた。おかげで、親子は順調に旅を続けることができ、無事に北部まで戻ることができた。

 女性は別れ際、台中の観光スポットまで教えてもらい、初めて台中の人情に触れて感動しきりだった。

 親子を発見した警官によると、炎天下の中、バイクを押しながら左右に揺れる女性を発見し、気になって注意してみると、バイクの上にはたくさんの荷物があった。さらに、前方には3歳くらいの幼児が乗っていたのだ。一人の警官が現れて手を差し伸べてくれたおかげで、親子の旅は円満のうちに終わることができた。